最近Google Pixel 4の天体撮影機能が話題ですね。
Gcam Port
Pixelシリーズに搭載されてるカメラアプリは専用のものですが、海外の有志の方々によって他の機種に移植されています。root権限取得など複雑な手順を経ずに誰でも簡単に利用することができます。
Xiaomiのフラグシップキラー、Redmi K20 Pro / Mi9T Pro向けにもカスタマイズされており、最新版では天体撮影機能も移植されています。
Android 10に
天体撮影機能が実装されている最新版はAndroid10が前提となります。あらかじめOSをAndroid10ベースのMIUI11などにアップデートしておきましょう。
ダウンロード
以下のリンクよりapkファイルをダウンロードします。天体撮影機能を確認したバージョンはGCam_7.2.010_Urnyx05-v1.1.apkですので、それ以降のものをインストールしましょう。バージョンによっては動作が不安定な可能性もあります。
撮影
アプリを開いたらまず設定で天体撮影機能を有効にします。画面上のプルダウンアイコンから設定アイコンをタップ。
詳細設定>Enable Astrophotographyをオンにします。
撮影画面に戻って、いちばん左の夜景モードタブに移動します。
プルダウンからピントを無限遠に、手ブレ防止のために3秒のタイマーを設定しましょう。
あとはシャッターを押すだけです。撮影には数分ほどかかります。当然ですが、三脚などに固定して使用してください。
現在のところ、48MPでの撮影には対応していません。最大で12MPとなります。
また、メインレンズ以外にも超広角レンズ、望遠レンズでも天体撮影機能は利用できます。ただ、センサーのノイズ耐性が弱いのであまり期待できません。
綺麗に撮れたら作例アップします。Pixel4と比較できたらいいのですが手元にお迎えする余裕はないですね…。誰か比較してください。
まあ、普通に考えて専用のエンジンを搭載しているPixel4の方が処理性能で上回っていると思いますが、K20 Proに搭載されてるIMX586は暗所での高感度耐性が強いとも言われています。
ストックのカメラアプリでも星は撮れるのですが結構長めに露光するので星が線状になってしまいます。Gcamはこの辺りはAIでうまくやってるのかな、という印象。RAWで出せる点もGcamに軍配が上がります。
作例を交えての詳しい比較記事もいつかアップします。