insta360 ONE Xで役に立ちそうなアクセサリーをまとめておきます。
オフィシャル商品
Dive Case/潜水ケース
水深30mまでの潜水に対応したケースです。本体だけでの防水性能は皆無ですので水辺で使う予定がある方は購入をお勧めします。見ての通り本体に比べてケース自体が大きくなっているので、底面部分ががっつり映像に映り込んでしまいます。レンズとケースの間に空間があるので、水面がくっきり映ります。底には1/4インチのねじ穴がついています。
Venture Case/防水保護ケース
水上スポーツ用のケースと位置づけられています。上記の潜水ケースの下位互換に思われがちですが一応棲み分けがあるようです。
防水ケースの方が耐水性能は低く、水深5mまでとなりますが、そもそも水中で長時間の使用を想定されたものではないようです。実は一度モデルチェンジされており、初代型は耐水性に致命的な問題があったそうです。現行品では改善された一方、重さが致命的で自撮り棒と組み合わせると使用感が劣悪とのレビューがありました。
潜水ケースに比べて下部の映り込みが少ない点に加え、水中用の潜水ケースとはスティッチのアルゴリズムが異なります。また、密閉性の違いで熱の持ち方が違うと言う話もあります。insta360は熱が溜まるとすぐフリーズしてしまうのでこの辺りは注意が必要です。
水滴が付く程度の運用であれば防水ケース、がっつり水につける場合は潜水ケースという選び方でよろしいと思います。
自撮り棒
所謂消える自撮り棒と言われるものです。スティッチのアルゴリズムにより自撮り棒は映り込みません。同等の効果が得られる製品は数多ありますが、確実に消えるので購入をオススメします。
炭素繊維自撮り棒
上記自撮り棒の軽量版です。数百円の差なので好きな方を選べばいいと思います。
3m自撮り棒
3mの自撮り棒です。Flowstateによる強力な3軸のブレ補正を最大限に活用して、ドローンのような滑らかな映像が撮影できます。
ドローン風だけどめっちゃ人力です。#insta360 #insta360OneX pic.twitter.com/LkhACks5aL
— Hajime (@majime) September 10, 2019
バレットタイムハンドル
自撮り棒と組み合わせることでバレットタイムという撮影を行うことができます。カメラ本体の付属品としてバレットタイム用のヒモがついてますが、回転が安定しないのでバレットタイムを頻繁に撮る方は購入をオススメします。
現行品の場合、ハンドル部分はミニ三脚にもなります。上部に自撮り棒をつけることで、自立する自撮り棒として使用することもできます。
アウトドア三脚
所謂ミニ三脚というやつです。費用対効果的にはバレットタイム撮影キットを購入した方が良いのでは。
バッテリー
本体に付属しているバッテリーと同じものです。3.8V/1200mAhで、1つで約1時間駆動ですので必要に応じて購入しましょう。
寒冷地バッテリー
動作温度が-20度から40度のバッテリーです。通常のバッテリーは-10度から40度で動作温度以外のスペックは同じとのことなので完全に上位互換となります。氷点下で撮影する場合は購入しておくと良いでしょう。
最近通常のバッテリーの販売が終了しているところをよく見るので、もしかしたら全て寒冷地用に置き換えられているのかも?
バッテリーチャージャー
サード製でより優れて安い製品があるのでそちらをオススメします。
GPSスマートリモコン
基本的にビデオ撮影の際は、スマートフォンで撮影開始さえすれば切断してもそのまま撮影されます。しかし位置情報を記録するオプションを有効にして撮影する場合は、スマートフォンを接続し、アプリを起動したままにしなければなりません。その問題を解決するのがこのリモコンです。GPSを内蔵しているため、リモコンを接続して撮影することでスマートフォンなしでも位置情報を記録することができます。
こうして撮影したGPS付きの動画は軌跡つきの動画として編集することもできます。
静止画を撮る場合も位置情報が付加されます。スマホの画面を注視してる状態で写ってしまうとなんかダサいのでノールックでシャッターを押せるだけでも役に立つのでは。
執筆時点では在庫切れが続いており、入荷も未定です。
ドリフトダーツ
ダーツ状のマウントに固定し、投げて映像を撮ることができます。これもFlowstateの強力なブレ補正により実現しています。正直どこまで綺麗に写るのか、本当に壊れないのかが未知数なので尻込みしてしまいます。こちらも在庫切れが続いており、作例も少ないので心配です。落下地点に石とかあったらレンズ瞬殺だよなぁ…
レンズ保護カバー
読んで字の如くです。
アダプターケーブル
各種スマートフォンと有線接続するためのケーブルです。以前は本体に同梱されていたのですが、いつからか同梱されなくなっているようです。電波が使えない状況・無線接続が厳しい状況での撮影が想定される場合は購入しましょう。
各種セット
今のとこあるのは
- バイク
- サーフィン
- 自転車
- スキー
- スケボー
- ペット
- ラフティング
- ドローンMavic
- スカイダイビング
- バンジージャンプ
- ロッククライミング
- パルクール
- 水上バイク
- カイトサーフィン
- サッカー
- 追い撮り
のセットです。該当する撮影が想定される方は購入してみては。個々のパーツ自体は広く出回っているものがほとんどなので個別に買い集めれば安く済む気もします。
互換品・サード製
自撮り棒
公式品の自撮り棒よりも細ければ映り込みません。先端部分が意外と大きくて映り込んでしまうものが多いです。ほとんどの製品は振り回すことなど想定されてないと思うのでバレットタイムをする場合は公式品の使用を推奨します。
3m自撮り棒
公式品よりもだいぶ安く売られています。公式品を使用したことがないので比較できませんが結構撓ります。釣竿みたいな感じです。
ミニ三脚
安いものがたくさんあります。バレットタイムキット買った方がいいんじゃないかなぁ。
バッテリー
額面では公式品と同等性能の互換品が安く出回っています。正直あんまり差は感じないですけど正確にはわからないです。気にしない方にはお勧めします。
充電ボックス
いくつかタイプがあるのですが、蓋付きのものはかなり便利です。3つ同時に充電できる点、コンパクトな点、蓋付きで鞄の中などでも安心して充電できる点で公式品よりも優れているのではないでしょうか。
Bluetoothリモコン
レンズ保護カバー 硬質タイプ
プラスチック製のレンズ保護カバーです。緩めの爪で開閉が楽ですが、鞄の中に放り込むといつの間にか外れているということが多いので注意が必要です。他のタイプと状況によって使い分けましょう。
ラバー製保護カバー
筐体保護カバーとレンズ・OLED保護カバーの2つで構成されます。筐体保護カバーは他のアクセサリーと干渉してしまうことが多々あるので外してしまうことが多いです。レンズ・OLED保護カバーは、かなりキツめに設計されてるので保護性能は高いですが着脱がかなり面倒です。
1/4-GoProマウント
底面の1/4ネジ穴を利用して所謂GoProマウントを使用するためのものです。こういう製品自体はかなり一般的ですが、土台部分が小さいものを選ばないと写り込んでしまいます。以前別の記事でいくつかのタイプを比較しましたが、土台部分が丸いものが1番適してるという結果でした。消える自撮り棒の先端部分よりも土台が小さなものを選べば問題ないでしょう。
専用フレーム
こちらもGoProマウントを利用するための製品ですが、1/4ネジを使わずに済みます。自撮り棒で振り回すうちにネジ穴がバカになってしまう…と心配な方は使用してみては。
バッテリー着脱用の穴が空いてるタイプや、マウントが側面についているタイプなどがあります。
保管ケース
本体や公式アクセサリーを保管できるケースです。象られたウレタンでホールドして安全に保存できます。結構無駄なスペースが多いので持ち運びには向きませんね。あとドリフトダーツや防水ケースなどの後発のアクセサリーを収納するスペースが用意されていません。
小型ケース
本体と数個のバッテリーを収納できます。上記に比べてコンパクトなので持ち運ぶにはこちらの方がいいかもしれません。
自撮り棒用スマートフォンアダプタ
公式自撮り棒などにスマートフォンを装着できるアダプタです。手元で確認しながら撮影するのに便利です。
専用スタンド
差し込むだけで平面に安定しておけるようになります。ネジ穴とか使わなくていいのが楽です。テーブルでパーティ風景を撮影するのにいかがでしょう。
L字ケーブル
本体にも短いものが同梱されてますが、長めのものも買っておくといいでしょう。驚くことに、「バッテリー駆動での撮影中にケーブルを装着して給電→バッテリーを外す」という使い方をしても滞りなく撮影が続くような仕様になっています。逆も可能ですので、撮影しながらのバッテリー交換というのもできます。長時間の撮影をする際など、利用してみてはどうでしょう。環境によってはバッテリーが十分でも熱で落ちてしまうということもあるのでご注意。
カウンターウェイト
直接関係のあるものではないのですが、ミニ三脚と自撮り棒を組み合わせて使う時などにその間に挟んでおけば重心が下がって安定します。三脚の対荷重にはお気をつけて。
ライトスタンド
ストラップ
その他、数多くのカメラ用マウントやGoProマウントを使用できます。GoProマウントは色々と面白いものが多いのでいつかまとめて記事にしたいと思っていますのでお楽しみに。何か他にinsta360 ONE Xで使えそうなものがあったら教えてください!
以下のサイトでは、製品化されていないような変わったマウントやパーツの3D CADデータが数多く公開されています。探してみれば面白いものがあるかもしれません。